こんにちは🌞
アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷
ワイヤー矯正は、歯並びや噛み合わせを改善するために多くの人が選ぶ治療法です。しかし、矯正治療を始めた方からよく聞かれるのが、「口内炎ができやすくなった」という声です。実際、ワイヤー矯正と口内炎の発生には密接な関係があります。今回はその理由と、口内炎を予防するための対策について詳しく解説します。
1. なぜワイヤー矯正で口内炎ができやすいのか?
矯正治療では、歯にブラケットと呼ばれる金具を装着し、ワイヤーで歯を引っ張って位置を整えます。このブラケットやワイヤーが、口の内側の粘膜に触れて擦れることで、口内に小さな傷ができやすくなります。この傷が炎症を起こし、口内炎になるのです。
特に矯正を始めたばかりの時期や、調整後には口の中が器具に慣れておらず、違和感が強く感じられます。加えて、歯磨きがしづらくなるため、口内に細菌が溜まりやすくなり、炎症を引き起こすことがあります。これらが重なり、口内炎が発生しやすくなるのです。
2. 口内炎ができた時の対策
口内炎ができてしまった時には、早めのケアが重要です。以下の対策を試してみましょう。
- 矯正用ワックスの使用:歯科医院で提供されるワックスをブラケットに貼ることで、摩擦を軽減し、口内炎の発生を予防できます。
- 口内炎用の薬を使用する:市販の口内炎用の軟膏やパッチを使用すると、痛みが和らぎ、治りが早くなります。
- 塩水でのうがい:口内を清潔に保つため、塩水でうがいをすると良いでしょう。抗菌作用があり、炎症を抑える効果があります。
3. 口内炎を予防するためのポイント
口内炎を繰り返さないためには、日常のケアが欠かせません。
- 丁寧な歯磨き:矯正中はブラケットの周りに食べカスが溜まりやすいため、矯正用の歯ブラシや歯間ブラシを使ってしっかりと磨きましょう。
- バランスの良い食事:ビタミンB2やビタミンC、鉄分が不足すると口内炎ができやすくなります。これらの栄養素を含む食品(緑黄色野菜や果物、赤身の肉など)を積極的に摂取しましょう。
- ストレスをためない:ストレスが原因で免疫力が低下し、口内炎ができやすくなることもあります。リラックスする時間を持つことも予防につながります。
4. 歯科医との相談も大切
矯正中の口内炎がどうしても治らない場合や頻繁にできる場合は、歯科医に相談することが重要です。ブラケットやワイヤーの調整で、口内炎の原因となる摩擦を軽減できることがあります。また、矯正期間中のトラブルや不安についても、歯科医に質問してみましょう。
まとめ
ワイヤー矯正中は、器具が原因で口内炎ができやすくなります。しかし、矯正用ワックスの使用や適切な口内ケア、バランスの取れた食事を心がけることで、口内炎の発生を防ぐことが可能です。また、歯科医とコミュニケーションを取ることも重要です。矯正治療は長期にわたるものですが、適切なケアを続ければ、美しい歯並びと健康な口内を手に入れることができます。
口内炎に悩まされることなく、理想の歯並びを目指して快適な矯正生活を送りましょう!