噛むことの効果|アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科|知立市長篠町の歯医者

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噛むことの効果

こんにちは🌷

アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です☺️🤲


今回は噛むことの効果についてお伝えします🦷


私たちが毎日の食事で当たり前のように行っている『噛む』という行為には実は様々な効果があります。
全身を活性化させ健康な身体を維持するためにとても重要な働きをしています!

みなさんはいつも食事をする時ひと口につき何回噛んでいますか?
日本歯科医師会では『ひと口につき30回噛む』ことを推奨していますが、現代人のひと口あたりの噛む回数は10〜20回と言われています。
よく噛むことは私たちの身体にさまざまな良い効果をもたらすため、30回噛むことが推奨されています。


⭐️噛むことの効果

✴︎胃腸の働きを促進する
よく噛むと唾液が分泌され、唾液に含まれる消化酵素のアミラーゼ等が食物の分解を促します。
またたくさん噛むと食物が細かく砕かれるので、消化器官への負荷が減り食物をより効率良く消化することができます。
消化酵素も食物に浸透しやすくなるので、消化がスムーズに進みます。

✴︎肥満の防止
たくさん噛むと満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防止します。
噛む回数が増えると時間がかかるため必然的に食事をゆっくり摂ることができます。
そうすると満腹中枢が刺激されるまでに時間がかかるため、一度に食べ過ぎてしまうことを防ぐことができます。
多く噛むことで消化が効率的に進み、栄養素がより速く吸収され満腹感を得やすくなります。

✴︎虫歯や歯周病、口臭の予防
噛むと唾液の分泌が増えるため口腔内の細菌を減らすことができます。
唾液には殺菌作用があるので虫歯や歯周病の原因となる細菌の繁殖を防止できます。
さらによく噛むことで歯周組織の血流が増加し、歯肉の健康を促すことができます。
よって歯周病予防にもつながります。
よく噛むと歯に付着した食べかすや汚れをある程度取り除くことができるため、細菌が繁殖して口臭の発生を防ぐことにもつながります。

✴︎脳の働きを活発にする
しっかり噛むと口腔内の筋肉が刺激され、脳は血流を増加させる反応を示します。
これによって脳に酸素や栄養素を運ぶ血流が増えて脳の機能が活性化します。

✴︎全身の体力向上
全身の神経を刺激して活力がみなぎり体力、運動能力が向上します。
噛むことは脳の活性化にもつながり身体の運動機能や認知機能の改善につながります。

✴︎味覚の発達
よく噛むと、食べ物の成分が細かく分散し舌や口腔内の味蕾により多くの味覚情報が送られるため、食べ物の味や風味が薄味でもより強く感じられるようになります。
噛む回数が多くなると食べ物が口の中にとどまる時間も長くなるため、食べ物の風味をより繊細に感じることができます。

✴︎がん予防
唾液中に含まれる酵素ペルオキシダーセには、体内で発生した過酸化脂質など、有害物質を分解する働きがあります。
食品中に含まれる発がん物質を抑える効果もあるのでよく噛んで唾液の分泌量を増やすとがん予防につながることがあります。


このように『噛む』という行為だけでたくさんの良い効果があるので、ひと口につき30回噛んで食べるようにしましょう😋
そして3ヶ月に一度は定期検診に来ていただきお口の健康を守っていきましょう✨