歯がグラグラして痛いときの原因と対処法|アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科|知立市長篠町の歯医者

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歯がグラグラして痛いときの原因と対処法


アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷🪥

 


歯がグラグラするのは危険信号

歯がグラついて痛みを感じる場合、それは口腔内に何らかの異常が起きているサインです。子どもの乳歯なら自然な現象ですが、大人の永久歯であれば放置は厳禁です。放置すると抜け落ちたり、周囲の歯や全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。早期の対応が重要です。


歯がグラグラする主な原因

歯のぐらつきにはさまざまな原因があります。それぞれのケースに応じた適切な対処が求められます。


歯周病の進行

もっとも一般的な原因は「歯周病」です。歯茎や骨が炎症によって破壊され、歯を支える力が弱くなることで歯が動くようになります。重度の歯周病になると、歯が自然に抜け落ちることもあります。


外傷や強い衝撃

転倒や事故、スポーツ中の接触などで歯に強い衝撃が加わった場合も、歯が揺れることがあります。この場合は一時的なぐらつきで済むこともありますが、歯根や歯槽骨にダメージがある可能性もあるため、放置は危険です。


噛み合わせの異常や食いしばり

慢性的な食いしばりや歯ぎしりも、歯に負担をかけて歯のぐらつきを引き起こす要因となります。歯列全体のバランスが崩れ、特定の歯に力が集中することも原因です。


根の病気や虫歯の放置

歯の神経や根の部分が感染して炎症を起こすと、歯根膜や骨にダメージが及び、歯が揺れることがあります。虫歯を放置してしまった結果、歯の土台が弱くなっている場合もあります。


歯がグラグラして痛いときの応急処置


自分で揺らさない・触らない

痛みがあるとつい指や舌で確認してしまいがちですが、無理に動かすとさらに悪化させてしまうことがあります。できるだけ触れず、安静を保つことが重要です。


固いものは避ける

グラついている歯に強い力を加えると、歯根や周囲の骨をさらに傷める原因になります。食事の際は柔らかいものを選び、片側だけで噛むのは避けましょう。


歯科医院を早急に受診

歯のぐらつきと痛みは放置することで症状が進行します。原因を特定し、歯の保存や治療ができるタイミングを逃さないためにも、早めの歯科受診が必要です。


歯がグラグラするのを防ぐ方法


正しいブラッシングと口腔ケア

歯周病予防には、毎日の歯磨きと歯間ブラシ、デンタルフロスの使用が欠かせません。プラーク(歯垢)をしっかり除去することで歯茎の健康を保ちましょう。


定期的な歯科検診

自覚症状がなくても、歯周病は静かに進行します。3〜6ヶ月に一度の定期検診で、早期発見と予防を心がけることが大切です。


食いしばり対策

ストレスや睡眠中の無意識な食いしばりを防ぐために、ナイトガード(マウスピース)の使用が有効です。歯科で自分に合ったものを作成することで、歯へのダメージを軽減できます。


よくある質問:歯のぐらつきに関する疑問


歯がグラついても治ることはある?

初期段階であれば、適切な治療やケアによって歯の揺れが収まることもあります。ただし、重度の場合は抜歯が必要になることもあるため、早期対応が鍵です。


痛みがないけど歯が揺れているのは問題?

痛みがなくても歯が動くのは正常ではありません。原因を調べるためにも一度歯科で診てもらうことをおすすめします。


子どもの永久歯がグラグラしている場合は?

成長過程での歯の移動や噛み合わせの変化で一時的に動くこともありますが、長期間続く場合は歯科で確認を取りましょう。


まとめ:歯がグラつく症状を放置せず早めの行動を

歯がグラグラして痛いと感じたら、それは体からの重要なサインです。歯周病、外傷、噛み合わせなど原因はさまざまですが、共通して言えるのは「放置しないこと」。早めに専門的な診断と治療を受けることで、歯の健康を守り、大切な歯を失わずに済む可能性が高まります。違和感を覚えたら、すぐに歯科を受診し、適切なケアを始めましょう。