歯茎の下にも歯石が着くの?!|アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科|知立市長篠町の歯医者

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歯茎の下にも歯石が着くの?!

こんにちは😊✨アピタ知立ファミリー歯科です🦷
みなさん、歯石は目に見える所にしかつかないと思っていませんか?実は歯石は歯茎の中にも作られることがあります。それを歯肉縁下歯石といいます。

歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)は、歯茎の下(歯周ポケット内)に形成される歯石です。唾液中のカルシウムやリンといったミネラル成分が、歯に付着したプラーク(歯垢)と反応して石灰化し、硬い歯石になります。特に歯周ポケット内は清掃が行き届きにくく、歯肉縁上よりも歯周病菌が多く存在しやすいため、歯肉縁下歯石は歯周病の進行に大きく関与します。

歯肉縁下歯石は黒褐色で硬く、歯に強固に付着しているため、通常の歯磨きでは除去できません。また、目視では確認しづらいため、自覚症状が出る頃には歯周病がかなり進行しているケースも少なくありません。症状としては、歯茎の腫れや出血、口臭、歯の動揺感などが挙げられます。

【対策方法】

  1. プロによるスケーリング・ルートプレーニング(SRP)
     歯科医院での治療が必須です。スケーラーという専用器具で歯石を取り除き、歯根面を滑らかにすることで再付着を防ぎます。
  2. 定期的な歯科検診とクリーニング
     3〜6ヶ月に一度の定期検診で、歯石の早期発見・除去が可能です。
  3. 正しい歯磨き習慣の徹底
     歯周ポケットに入り込むような歯ブラシの使い方、デンタルフロスや歯間ブラシの併用でプラークをためない工夫が重要です。
  4. 生活習慣の見直し
     喫煙や糖尿病などは歯周病を悪化させるため、改善が望まれます。

歯肉縁下歯石は放置すると歯周病を進行させ、最悪の場合は歯の喪失につながるため、早期発見と継続的な管理が鍵です。


衛生士がポケットの検査をして、もし歯周病の治療が必要な場合お声かけさせて頂く事があります!分からないことがありました気軽にスタッフにお声かけください✨️