こんにちは😃
アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷✨
歯列矯正を考えている方の中には、「人中(鼻と唇の間の溝)が変化するのでは?」と不安を抱える人も少なくありません。見た目に大きく関わる部分だけに、変化があるかどうかは気になるところですよね。
本記事では、歯列矯正によって人中が長くなる場合・短くなる場合の違いと、その原因について解説します。
そもそも人中とは?見た目への影響
人中とは、鼻の下から上唇の中心にかけて縦に伸びる溝のこと。顔全体のバランスや若々しさに大きく関わるパーツで、人中が短いと若々しく、長いと老けて見られる傾向があります。
そのため、矯正治療によって人中の長さが変わるかどうかは、見た目の印象に直結する重要なポイントです。
歯列矯正で人中が長くなるケース
人中が長く見えるようになるケースは、主に以下のような状況で起こります。
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前歯の後退(出っ歯の改善)による唇の引っ込み
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口元の突出感が減少して、唇が内側に入りすぎる
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抜歯によるスペース確保で口元全体が後ろに下がる
これらの場合、唇が内側に引き込まれることで鼻と唇の距離が視覚的に長く感じられることがあります。特に、もともと唇が厚い方や出っ歯だった方は、変化がわかりやすい傾向にあります。
人中が短くなるケースもある?
反対に、人中が短く見えるようになるケースもあります。
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下顎が引っ込んでいた状態を矯正で前に出した
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かみ合わせの改善により口元が自然な位置に戻った
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唇の緊張が緩み、自然な表情になった
このような場合には、顔全体のバランスが整い、結果的に人中が短く見えるようになることがあります。特に、上下の歯のかみ合わせによって唇が引っ張られていた人は、矯正によって筋肉の緊張が取れ、口元が柔らかく変化します。
人中の変化を防ぎたいときは?
矯正による人中の変化は、治療計画と歯科医師の方針によってある程度コントロール可能です。事前カウンセリングで、
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口元の仕上がりについて希望を伝える
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顔貌の変化が心配な旨を相談する
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CTや横顔の分析を含めた診断を受ける
など、積極的に情報共有を行いましょう。審美的な面も重視する矯正歯科であれば、顔全体のバランスを考慮した治療方針を提案してくれることが多いです。
まとめ:矯正は人中にも影響するが対策可能!
歯列矯正は、見た目の印象を大きく左右する医療行為です。人中が長くなるか短くなるかは、歯の動かし方や口元のボリュームの変化に左右されるため、正確な診断と意思疎通がとても大切。
**「口元の仕上がりにもこだわりたい」**という方は、ぜひその思いを歯科医師に伝えてみてください。自分にとって最適な治療プランを立てることで、機能性と美しさの両立が叶います。