アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷
今日はドライマウスについてお話します🌟
「ドライマウス」とは?
「最近なんだか口の中が乾く」「水を飲んでもすぐ乾く」——そんな症状を感じたことはありませんか?
このような状態は “ドライマウス(口腔乾燥症)” と呼ばれ、近年増えているお口のトラブルのひとつです。単なる乾燥と思われがちですが、放置すると虫歯・歯周病・口臭・味覚障害など、多くの問題につながることがあります。今回は、ドライマウスの原因や症状、予防・改善方法について詳しくお話しします。
◆ドライマウスとは?
ドライマウスとは、唾液の分泌量が減少し、口の中が乾燥してしまう状態のことを指します。唾液は私たちの口の中を守る重要な働きをしており、潤いだけでなく、細菌の増殖を抑えたり、食べ物を飲み込みやすくしたり、味を感じるのを助けたりと、多くの役割を担っています。
そのため唾液が不足すると様々なトラブルが起きやすくなり、日常生活の質も大きく低下してしまうことがあります。
◆ドライマウスの主な症状
ドライマウスの症状は徐々に現れることが多く、次のような変化が出てきます。
- 口の中がネバネバする
- 舌や口の粘膜がヒリヒリする
- 水分がないと食べ物が飲み込みにくい
- パンやビスケットなど乾いたものが食べにくくなる
- 舌苔(舌の白い汚れ)が増える
- 口臭が強くなる
- 味を感じにくくなる
- 夜中に口の乾きで目が覚める
これらの症状は、進行するほど強くなり、会話や食事に支障をきたすこともあります。
◆ドライマウスの原因
ドライマウスが起こる背景には、多くの原因が関係しています。特に以下が代表的です。
- 加齢による唾液腺の機能低下
年齢とともに唾液の分泌は自然と減少します。 - 薬の副作用
高血圧薬、抗うつ薬、抗アレルギー薬、睡眠薬など、約400種類以上の薬が口の乾きを引き起こすことが知られています。 - ストレス・緊張
自律神経が乱れると唾液の分泌が低下し、口が乾燥しやすくなります。 - 口呼吸
鼻詰まり・癖などで口呼吸になると、常に口が乾きやすくなります。 - 糖尿病・自己免疫疾患
シェーグレン症候群など、全身の病気が影響する場合もあります。 - 水分不足
意外と多いのが、普段から水分をあまり取らないことによる乾燥です。
◆ドライマウスの予防・改善方法
ドライマウスの症状が気になる場合、次のような方法で改善が期待できます。
- こまめな水分補給
1回に大量に飲むより、少しずつ頻回に飲むほうが効果的です。 - 唾液腺マッサージ
耳の下(耳下腺)、あごの下(顎下腺)、舌の下(舌下腺)を優しくマッサージすると唾液が出やすくなります。 - キシリトールガムを噛む
咀嚼によって唾液の分泌が促進されます。砂糖入りのガムは虫歯のリスクが高まるので×。 - 口呼吸を改善する
鼻が詰まりやすい人は耳鼻科を受診するのも良い選択です。 - マウスウォッシュを使うなら刺激の弱いものを
アルコール入りは逆に乾燥しやすいため、低刺激タイプがおすすめです。 - 部屋の湿度を保つ
加湿器を使って乾燥を防ぐことで、夜間の口の乾きも軽減できます。 - 定期的な歯科検診
舌苔や歯周病、虫歯があると症状が悪化することがあります。口腔内の環境を整えることが大切です。
ドライマウスは「よくあること」と軽く考えられがちですが、放置すると口臭や虫歯、味覚障害など、生活に大きな影響を与えかねません。
原因は人によって異なるため、自己判断で対処してもなかなか改善しないことが多いです。
「最近口の乾きが気になる」「飲み込みにくい」などの症状があれば、一度歯科医院で相談してみてください。早めのケアで、毎日のお口の快適さは大きく変わります。