アマルガムについて|アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科|知立市長篠町の歯医者

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アマルガムについて

こんにちは😊

アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🌼

今回は【アマルガム】についてお話します




みなさん、アマルガムとは何か知っていますか?

アマルガムとは「歯科用水銀アマルガム」の略で、銀・スズ・銅などの金属を水銀に加えて作られるもので、全体の約40~50%の水銀を含有しています。アマルガムの組成は、銀35%・スズ9%・銅6%・少量の亜鉛、そしてあとは水銀です。

さすがに今これをさかんに使用している歯科医院は少ないと思いますが、70年代をピークに近年まで頻繁に使用されてきた材料です。




よって、今から10年くらい前に詰めた奥歯の金属はアマルガムである可能性があります。

現在でも保険での使用が認められていますが、治療から年月が経つと治療直後の銀色な状態から水銀が溶出して黒っぽく変性します。




歯科でアマルガムが使用され始めたことは、非常に安定した化合物で、体内に吸収される危険性は少ないとのふれこみでした。

しかし、実際は3年以内でほとんどのアマルガムは劣化を示し、約10年後には60~80%が消失する結果を出している研究者もいるほどです。

容易に溶出している事実を考えると、早急に口腔内から除去するべきと判断することは、自然なことであると思います。お口の中の水銀化合物は、全身の健康にどのような悪影響を及ぼすのでしょうか?

まず、口腔内の他の歯科材料による金属アレルギーと同じように、イオン化した水銀化合物が体内に入り、蛋白質と結合すると、それによって過剰反応が引き起こされることになります。




現在アメリカでは、アマルガムを撤廃する方向に進んでいます。アメリカ人歯科医師でアマルガムを使用する者は今やひとりもいません。

すでにアマルガム充てん(虫歯で削った穴に詰め物をすること)を受けた患者の尿中や血中には、充填を受けていない人の5倍から6倍もの水銀が検出されたという報告もあります。また、アマルガムには重量で50%の水銀が含まれています。

また、水銀は人体に有害な物質の中でも最も神経毒性が強いことも事実です。たしかにアマルガムによる溶出水銀が絶対に病気を招くとは断定できませんが、こういった情報を知って虫歯治療を受けるとき、あなたはアマルガム充てんを希望するでしょうか?




安全なレベルの水銀とはなにかについて、専門家の間でも意見は分かれる所であります。

スウェーデンやドイツでは使用の禁止アメリカ歯科医師会(ADA)の公式見解は、アマルガムに含まれる水銀は「安全」であるということです。

米国環境保護局(EPA)は歯科医師がアマルガムをゴミとして出す事を禁止していて指定された「有害物廃棄所」に特別に廃棄します。米国環境保護局(EPA)の目から見れば。水銀はゴミに出すには余りにも有害なのです。日本では健康保険適応の為今でも使われいます。それでも、アマルガムの健康に与える影響に関しては、依然として決定的な証拠が無いのです。

しかし、怪しいものは使わないほうが望ましいと思います。また、以前にアマルガムの治療を受けられ、現在お口の中にアマルガムが存在する方には、当然リスクがある事の説明を行います。




除去するメリットについてですが、

有害なアマルガムを除去することによりアマルガムに含まれる水銀が体内に溶け出して蓄積されるのを未然に防ぎます。

また近年アマルガムの代わりにレジンと呼ばれる硬質プラスチックを詰める治療も保険内で可能になり、保険内で安全性の高い白い歯になります。




皆様アマルガムについて知っていることはありましたか?☺️

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