歯科医院で最初に撮影するレントゲンはどんなもの?|アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科|知立市長篠町の歯医者

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歯科医院で最初に撮影するレントゲンはどんなもの?


こんにちは🌞

アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷

歯科医院に初診で行く場合、多くの方が初めにレントゲン写真の撮影を経験したことがあるのではないでしょうか。

今回は歯科医院で一番撮影される機会が多いパノラマレントゲン写真についてお伝えしたいと思います。

パノラマレントゲン写真について

パノラマレントゲン写真の「パノラマ」とは日本語では「広い眺望」という意味になります。

この意味の通り、お口全体の広い範囲を撮影する時に使用するものになります。

撮影時にエックス線という放射線が使用されますが人体に影響が出るほどの量は出ませんのでご安心ください。

 

パノラマレントゲン撮影時の被ばく量について

それでもやはり放射線と言われると心配される方もいらっしゃと思います。

私たちが生活しているこの自然界にも放射線は勿論存在しており、放射線は浴びています。
そして、1年間で浴びる放射線量は1.5~2.4ミリシーベルト程度といわれており、人体へ健康被害が与える被ばく量は100シーベルト以上になります。

現代のパノラマレントゲン写真1回で使用されるエックス線の放射線量は0.03ミリシーベルトです。

こうして見ていただけるとレントゲン写真での被ばく量は極わずかでありますのでご安心いただけるかと思います。

また、レントゲン写真撮影時は鉛が入った防護エプロンを使用していただくことが通常です。
こちらを使用した際の被ばく量は10分の1となり、ほとんど問題になることはありません。

パノラマレントゲン写真で安全基準値を超えるためには1年間で約2000枚のパノラマレントゲン写真を撮影する必要があり、これは毎日5~6枚のパノラマレントゲン写真を撮影する必要があります。
毎日5~6枚のパノラマレントゲン写真を撮影することはまずありえませんのでご安心ください。

 

レントゲンは何を確認するためのもの?

・症状の進行状態

むし歯などの症状を目視で確認した時に実際にどの程度症状が進行しているのか詳しい状況を把握するのに使用します。
症状の進行具合によっては歯髄や骨まで到達してしまっている場合もあるので事前に確認せずに治療を始めてしまうのは危険が伴うためです。

また、歯の間などの目視では判断が難しい場合であってもレントゲン写真を見ることでむし歯の発見も行うことができます。

・治療後の経過確認
根管治療の後などは病気が再発することがあり、治療後に問題ないかを確認するのに使用します。

・親知らずの状態
歯茎に埋まっている親知らずの状態を確認することができます。
親知らずの生えてくる方向に問題がないか、抜歯の必要性があるかの判断に使用します。


まとめ

パノラマレントゲン写真は歯科治療を進めるうえで詳しい情報を得るためには必要なものとなります。
放射線と聞くと心配になることもあるかとは思いますが、上記にある通りごく微量であるためご安心ください。