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マウスピース矯正で起こるトラブルと予防方法



こんにちは🌞

アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷


マウスピース矯正(インビザラインなど)は、透明で目立ちにくく、取り外しができるため人気のある矯正方法です。しかし、他の矯正方法と同様に、いくつかのトラブルが発生する可能性があります。ここでは、マウスピース矯正でよく起こるトラブルと、その予防方法について解説します。

1. マウスピースの破損や変形

マウスピースは、強度のある素材で作られていますが、硬いものを噛んだり、無理に装着しようとしたりすると破損や変形が起こることがあります。特に、食事中に装着したまま噛むと損傷しやすいです。

予防方法: 食事や飲み物を摂取する際は、必ずマウスピースを外すことを徹底しましょう。また、マウスピースを外すときには、丁寧に扱い、無理な力をかけないように注意してください。

2. 装着時間が短いことによる効果の低下

マウスピース矯正は、1日20~22時間の装着が推奨されていますが、装着時間が短いと歯の動きが遅れ、治療効果が低下する可能性があります。装着時間が短いまま治療を続けると、治療が長引いたり、歯並びが予定通りに改善しないこともあります。

予防方法: マウスピースは、食事や歯磨きのとき以外は常に装着する習慣をつけましょう。装着時間をしっかりと管理するために、スマートフォンのリマインダーや専用のアプリを活用するのも効果的です。

3. 口内の痛みや違和感

マウスピース矯正は、歯を少しずつ動かすため、装着初期や新しいアライナーに交換した際に、歯や歯茎に痛みや違和感を感じることがあります。また、マウスピースの縁が口内に擦れて、傷ができることもあります。

予防方法: 最初の数日は痛みが出やすいため、痛みが強い場合は、市販の鎮痛剤を服用することも一つの方法です。口内に傷ができた場合は、歯科医に相談し、マウスピースの縁を滑らかに削ってもらうことができます。また、口内炎ができやすい場合は、軟膏やマウスウォッシュを使って口内をケアしましょう。

4. マウスピースの紛失

取り外し可能なマウスピースは、食事の際などに外す必要があるため、外したときに紛失するリスクがあります。特に外食や旅行中に、うっかり置き忘れることが少なくありません。

予防方法: 食事の際は、必ず専用のケースに収納する習慣をつけましょう。ナプキンやティッシュに包んで保管すると、誤って捨ててしまうことがあるため避けるべきです。ケースを持ち歩くことを忘れないようにするのが大切です。

5. 歯の後戻り

マウスピース矯正が完了した後でも、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こることがあります。これはリテーナー(保定装置)を装着しない場合に起こりやすいトラブルです。

予防方法: 矯正治療後にリテーナーを使用することで、歯の後戻りを防ぐことができます。歯科医の指示に従って、決められた期間と頻度でリテーナーを装着しましょう。

結論

マウスピース矯正では、破損や紛失、装着時間の不足による問題が起こることがありますが、日常的な注意と適切な管理によってトラブルを予防できます。歯科医の指示をしっかりと守りながら、綺麗な歯並びを目指しましょう。