親知らずについて🦷|アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科|知立市長篠町の歯医者

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親知らずについて🦷

こんにちは🌞

アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷


今回は”親知らず”についてお話しします🗣️⭐️


親知らずとは、、、❓


親知らずは専門用語で第3大臼歯(智歯)といいます。


生えてくる時期が20歳前後ということが語源のようです!

日本の親知らずの萌出率はアジアの中では比較的少なく、欠損率は高いと言われています。

それでも、実際には多くの方に歯茎の中に埋まっているか、少しだけ頭を出しているような親知らずがあることが多いです。


⭐️親知らずの進化と歴史

親知らずは元々は大臼歯の中で最も大きい歯でしたが、人類の衣食住の変化に伴う骨格や筋肉の変化に応じて、進化という退化を遂げています。

前歯は物を噛み切る役割、大臼歯は物をすり潰す役割があり、その中でも6番目の第一大臼歯は食事に一番使われる歯で、7番目の第二大臼歯は強い力を受け止めて、6番目にかかる力の負担を減らす役割を持っています☺️


元々は一番大きかった親知らずが徐々に小さく丸みを帯びた形になってきたのは、親知らずの担う役割が徐々になくなり、健康な生活において実質上、親知らずがなくても差し支えがない事を示唆していると考えられます😌

⭐️親知らずがあるメリット・デメリットについて



🦷メリット・・・


親知らず(第三大臼歯)は、正常に生えていれば抜歯をする必要はありません⭕️

上下の親知らずがきちんと噛み合っていればものを噛むチームの一員として働いてくれます。

そのほかにも、正常に生えている親知らずは、様々な治療に役立ちます🙂‍↕️



①注意点や、適応もありますが、歯を失った際に行われる治療法の一つのブリッジと言われる被せ物のひとつの柱として使うことが出来る可能性があります。


② 歯を失った際に部分入れ歯を入れる場合、残っている歯の状況や状態に応じて親知らずに入れ歯の金具を引っかけることができます。


部分入れ歯は、失った歯の前後に歯がある場合は、片方にしかない場合に比べて安定感や入れ歯のバネをかける歯への負担が全く違い、親知らずが残っていた方が有利な場合が多いです👏🏻


🦷デメリット・・・


①親知らず及び隣の歯が虫歯、歯周病になるリスクが高くなる

親知らずはきちんと生えていない場合が多く、歯ブラシがどうしても届きづらかったり、生え方によっては歯ブラシが物理的に届きません。

そのため不潔になりやすく、虫歯や歯周病になりやすくなります🦠

親知らずの周りが全体的に不潔になってしまうため、親知らずだけでなく、その手前の歯まで虫歯、歯周病にしてしまう可能性があります😩


②他の歯に比べて腫れやすく、腫れを繰り返しやすい

親知らずがしっかりと生えておらず、半分、もしくは一部、しっかり生えていても歯茎が被っているなどの理由によって、

磨き残しがある場合などに、歯肉が腫れやすく、一度腫れると体の免疫力が低下した際に腫れを繰り返しやすくなります🤒

急性炎症時(腫れている時)は抜歯の治癒が遅い、麻酔が効きにくい、炎症が拡大するという理由により、抜歯が出来ません。

そのため、腫れる度に抗生剤や鎮痛剤を飲むことになります。

⭐️親知らずを抜いた方が良い人

①親知らずがしっかり生えておらず、虫歯、歯周病のリスクが高い人

②腫れを繰り返している人


親知らずを抜いて、数ヶ月もすれば、抜いたところの歯ぐきは引き締まってきれいに治ってきます。

そうなると歯磨きをしやすくなり、虫歯や歯周病になるリスクを減らすことができます。

親知らずが虫歯になったり歯周病になった場合は、親知らずを抜歯すれば解決しますが、親知らずがあるせいで一生使う必要がある第二大臼歯まで虫歯や歯周病になるのは、非常にマイナスです⬇️

⭐️まとめ

親知らずを抜くのは親知らずの手前の第二大臼歯を守るというメリットが親知らずを抜かないメリットを上回る場合に抜歯を選択すると良いと思います👍✨