こんにちは😃
アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷
今回は、1回で終わる虫歯治療の手順についてです✨
皆さん一度は歯医者さんに行った時に、1回で終わる治療、2回で終わる治療というふうに言われたことはありませんか?
今回のブログでは1回で終わる比較的小さな虫歯の治療手順についてお伝えします👿✨
①麻酔をする💉
削ると痛みを伴うため、痛みを感じないように麻酔を打ってから虫歯を削っていきます。
小児の患者様や痛いのが苦手な患者様には表面麻酔を塗ってから麻酔を打ち、極力痛みを感じないようにしています。
②虫歯を削る🦷
タービンとコントラという器具を使って虫歯を削っていきます。
タービンは、天然歯や技工物に使う回転切削器具の名称です。
ヘッド部分のローター(回転羽根)にコンプレッサーから圧縮空気を送ることで1分間に30万~50万回の高速回転を生み出します。
この高速回転によって摩擦熱が発生するため、タービンの作動時はヘッドから水が噴出する仕組みになっています。
コントラは、マイクロモーター(歯科用電気エンジン)で動く回転切削器具がコントラです。
タービンと同様、歯科治療には欠かせない器具です。
コントラの回転数は100〜40,000/分とタービンよりも遅くなりますが、低回転でも十分なトルクが得られることから、コントラは慎重な処置を必要とする歯髄付近の感染象牙質除去に向いているとされています。
③カリエスチェックで虫歯が削り切れたかどうか確認する🔍
別名齲蝕検知液(うしょくけんちえき)とは、歯科治療時に使われる虫歯に侵されて脱灰した部分を青く染める薬液のことです。
虫歯の治療をする際は、虫歯を完全に除去することが二次虫歯など予防には重要です。
その際、どこまで細菌に感染されているかは目に見えないため、医師の手指の感覚で判断するしかありませんでしたがカリエスチェックにより完全にきちんと虫歯を除去することが可能です。
④CR充填🦷✨
CRとはコンポジットレジン(composite resin)の略で、セラミック粒子と合成樹脂を合わせた白い修復用素材(プラスチック)のことです。
まず削った穴にエアーをかけ乾燥させ、ボンディング材という接着剤をつけ再度エアーをかけます。
その後削った穴にCR充填をし照射器で硬化します。
⑤咬合調整😬
最後にタービンとコントラで噛み合わせを調整します。
歯医者さんでよく聞く『カチカチ噛んで歯ぎしりギシギシしてください』というのは噛み合わせを調整するために行なっています。
1回で終わる虫歯の治療もさまざまな工程があり、少しでも患者様の負担がないよう心がけて治療を行なっております😊
当院は保険診療から矯正治療まで幅広く診療しておりますので、お口の中のお悩みがあればお気軽にご相談ください☆