こんにちは🌞
アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷
年齢を重ねると、体の様々な部分に変化が現れますが、口腔内も例外ではありません。実は、加齢に伴う口腔内環境の変化は、私たちの健康に大きな影響を与えることがあります。ここでは、その具体的な変化について解説します。
唾液の分泌量が減少
加齢とともに唾液の分泌が減少しやすくなります。唾液は口腔内を潤し、食べ物の消化を助けるだけでなく、細菌や酸から歯を守る役割も果たします。唾液量が減ることで、口の中が乾燥し、口臭や虫歯、歯周病のリスクが高まります。これを「ドライマウス」とも呼びます。
歯周病のリスクが増加
加齢により歯ぐきが痩せていくため、歯と歯ぐきの間に隙間ができやすくなります。これにより、歯周病菌が増殖しやすくなり、歯周病のリスクが高まります。歯周病は放置すると、歯が抜けてしまう原因となるため、注意が必要です。
歯のエナメル質が弱くなる
歯の表面を覆うエナメル質も、年齢とともに摩耗して薄くなります。エナメル質が薄くなると、歯の象牙質が露出し、知覚過敏が起こりやすくなります。また、エナメル質が弱まることで、虫歯のリスクも上がります。
噛む力の低下
加齢に伴い、歯が抜けたり、歯並びが変わったりすることがあります。これにより、食べ物をしっかり噛む力が弱まります。噛む力が低下すると、消化に負担がかかるだけでなく、脳の活性化が妨げられる可能性もあります。
予防と対策
加齢による口腔内の変化を防ぐためには、日々のケアが重要です。定期的な歯科検診や、適切な歯磨き、唾液分泌を促進するための水分補給などを心がけましょう。また、キシリトール入りのガムや保湿ジェルなどの使用も効果的です。
加齢とともに口腔内環境は変わりますが、日々のケアと予防で健康な状態を保つことは可能です。しっかりと対策を取り、快適な口腔環境を維持しましょう。