こんにちは🙂↕️
アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷
みなさん、歯医者さんでの検査としてレントゲンの撮影などは一度は経験されたことがあると思います。
そういった検査の一つである「EPT」を知っていますか?
本日は「EPT」についてお話していきます!
まず
EPTとは
「Electric Pulp Tester」の略称で
【電気的歯髄診断】というものです。
歯の中にある、
歯髄(歯の神経)が生きているかどうかを診断するための検査方法です。
歯に微弱な電流を流して痛みや違和感の有無を調べます。
EPTのやり方は、
①器具を調べたい歯に接触させます。
②少しずつ電流を流していきます。
③当院では、刺激を感じた時点で患者様に左手を挙げて頂きます。
その時の反応の数値で歯髄の生死を診断します。
基本的に反応があれば歯髄は生きているし、反応がなければ歯髄は死んでいるとわかります。
歯髄は虫歯や、何らかの刺激で死んでしまうことがあります。
例えば、転んで歯をぶつけた
以前治療した際の虫歯が大きかった等
その時は症状も何もなかったが、歯の神経がダメージを受けてしまっていてゆっくりと自然に死んでしまうことがあります。
歯髄が死んでしまってそのまま放置してしまうと、歯の根っこの先に膿がたまって骨を溶かしてしまいます(根尖性歯周炎)
更に放置すると歯肉が腫れたり、炎症を起こし痛みが生じたりしてしまいます。
EPTはとても便利な機械ですが、電流を使うため、ペースメーカーを装着している方には使用できません🙅♀️
その他に
外傷の直後、修復物が大きい、根未完成歯などでは数値が正確に出ない場合があります。
そういった場合は、レントゲンなどを駆使してしっかりと原因の歯を特定します!
少しではありますが痛みを伴ってしまう検査で不安を感じる患者様もいらっしゃいますが、
実際には検査することによってより正確に診断をすることができるだけでなく、
不要な治療を避けることが出来たり、不必要な痛みや麻酔を軽減させることができます。
もちろんEPTだけで全てを判断できる訳ではないのですが、
EPTや寒冷診・温熱診、どういった刺激で痛むのかなどを組み合わせてチェックしていくことで、より精度の高い診査・診断をする事は可能です。
EPT(電気歯髄検査)をすすめられた際には、問診時に既往症の有無や実際にどんな痛みなのかなどの説明をしっかり受けるなど、納得して受けるようにしましょう。
お口の中のお悩み等ありましたら
お気軽にアピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科までお越しください✨🦷