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こんにちは♪
アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷🪥
食事のたびに食べ物が歯に挟まると、不快感があるだけでなく、虫歯や歯周病の原因にもなります。「最近、食べ物が挟まりやすくなった」と感じるなら、何らかの原因がある可能性が高いです。本記事では、食べ物が挟まりやすい原因と、それを解決するための対処法や治療法について詳しく解説します。
食べ物が挟まりやすい主な原因
1. 歯と歯の間の隙間が広がっている
加齢や歯周病、歯ぎしりなどによって歯ぐきが下がると、歯と歯の間に隙間ができやすくなります。その結果、食べ物が入り込みやすくなり、取り除きにくくなります。
2. 虫歯や詰め物・被せ物の劣化
虫歯が進行すると歯に穴が開き、食べ物が詰まりやすくなります。また、過去に治療した詰め物や被せ物が劣化すると、歯との間にすき間ができて、そこに食べ物が挟まりやすくなります。
3. 歯並びや噛み合わせの問題
歯並びが悪かったり、噛み合わせがずれていたりすると、歯と歯の間に不自然なすき間ができやすくなります。また、奥歯の噛み合わせが悪いと、噛むたびに食べ物が押し込まれる形になり、頻繁に詰まる原因になります。
4. 親知らずの影響
親知らずが中途半端に生えていたり、斜めに生えていたりすると、隣の歯との間にすき間ができ、そこに食べ物が詰まりやすくなります。特に奥歯は手入れがしにくいため、放置すると虫歯や歯周病のリスクが高まります。
5. 歯ぐきの衰え
加齢や歯周病によって歯ぐきが痩せると、歯と歯の間の隙間が広がり、食べ物が引っかかりやすくなります。特に50代以降になると、歯ぐきの後退が原因で食べ物が挟まりやすくなることが多くなります。
食べ物が挟まったときの対処法
1. デンタルフロスや歯間ブラシを使う
食べ物が挟まった場合は、無理に舌や爪で取ろうとせず、デンタルフロスや歯間ブラシを使って優しく取り除きましょう。無理に力を入れると、歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。
2. うがいをする
口をゆすぐことで、食べ物が自然に取れることがあります。特に食後は、しっかりと水やお茶でうがいをすることで、細かい食べかすを洗い流すことができます。
3. 爪楊枝は慎重に使う
爪楊枝は便利ですが、使いすぎると歯ぐきを傷つけたり、歯と歯の隙間を広げてしまったりする可能性があります。使用する際は、やさしく使い、歯ぐきを傷つけないように注意しましょう。
食べ物が挟まりやすい状態を改善する治療法
1. 虫歯や詰め物の修復
虫歯や古い詰め物が原因の場合は、歯科医院で適切に治療を受けましょう。詰め物や被せ物の調整・交換を行うことで、すき間をなくし、食べ物が挟まりにくくなります。
2. 歯並びや噛み合わせの矯正
歯並びや噛み合わせが原因で食べ物が詰まりやすい場合は、矯正治療を検討するのも一つの方法です。マウスピース矯正やワイヤー矯正を行うことで、歯と歯のすき間を整え、噛み合わせを改善できます。
3. 親知らずの抜歯
親知らずが原因で食べ物が挟まりやすい場合は、抜歯を検討しましょう。親知らずは手入れがしにくく、放置すると虫歯や歯周病のリスクも高まるため、歯科医と相談しながら適切な処置を行うことが大切です。
4. 歯周病の治療
歯周病が進行すると歯ぐきが下がり、歯と歯の間にすき間ができやすくなります。歯周病の進行を防ぐためには、歯科医院での定期的なクリーニングや、適切な歯磨きが欠かせません。
予防のためにできること
- 正しい歯磨きを行う
毎日の歯磨きを丁寧に行い、歯と歯の間の汚れをしっかり落としましょう。特に歯間ブラシやデンタルフロスを活用することで、食べかすの蓄積を防げます。 - 定期的に歯科検診を受ける
3~6ヶ月に1回の定期検診を受けることで、虫歯や歯周病の早期発見・治療が可能になります。早めに対処することで、食べ物が挟まりやすい状態を防げます。 - 硬い食べ物や極端に柔らかい食べ物に注意する
硬い食べ物を噛むと歯に負担がかかり、詰め物が欠ける原因になります。一方で、柔らかすぎる食べ物(パンや餅など)は歯にくっつきやすく、食べ物が挟まりやすくなるため注意が必要です。
まとめ
食べ物が歯に挟まりやすい原因は、歯と歯の間の隙間、虫歯や詰め物の劣化、噛み合わせの問題、親知らず、歯ぐきの衰えなどさまざまです。デンタルフロスやうがいで対処するだけでなく、歯科医院で適切な治療を受けることが根本的な解決につながります。定期的な歯科検診を受け、日頃のケアを丁寧に行うことで、快適な食生活を維持しましょう。