開咬について|アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科|知立市長篠町の歯医者

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開咬について


こんにちは。

アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です✨

本日は【開咬】についてお話しさせていただきます。



開咬とは…
奥歯は咬んでいても、前歯が咬み合わずに開いている状態を言います。
別名「オープンバイト」とも呼ばれます。

開咬は前歯で食べ物を咬めないばかりか、正しい「さ行」の発音がうまくできない問題があります。


他にも
口がポカンと開いたような面長な顔立ちになってしまう場合が多い
常に口が開いている
口が閉じづらいなどの症状が伴います。

開咬の程度があまりにも強いと、胃腸への負担が大きくなります。


舌の前方への突出癖を伴うことが大半です。

子供の場合、小学校なかばの「混合歯列期」(9~10歳)での受診をお勧めいたします。

舌を前方へする癖が見られる場合、
お近くの歯科医院に受診してください。

歯列矯正は歯に直接装置を取り付けて、ゆっくりと歯を移動させて歯並びや噛み合わせを整えていきます。

小学生なかばの混合歯列期であれば、歯を抜かない矯正での治療が可能となるケースが多くあると思います。

成人の方の治療も、可能ですが、抜歯を伴うことが多くなり、舌癖が残る場合は、かみ合わせが不安定になる場合があります。



また開咬で常に口が開いている状態になるため、気づかないうちに口呼吸をしていることも多くなります。

口呼吸の頻度が高くなると、口内が乾燥しやすくなり、虫歯や歯周病の原因菌が繁殖しやすい口腔内環境になってしまいます。これが口臭の原因にもつながります。

口呼吸で口周りの筋肉が常に緩んだ状態となり、筋肉が衰えてしまいます。

しわやたるみ、二重顎、さらにはいびきの原因にもなっていきます。

鼻は、呼吸で入ってきた細菌やウイルスなどを体内に侵入させない機能が備わっているため、風邪を引きにくくしたり、ウイルスに感染しにくくしたりする特徴があります。



しかし、口呼吸は、細菌やウイルスなどを直接体内に取り込んでしまうため、風邪や感染症になるリスクが上がってしまいます。


不正咬合の中でも、開咬は将来歯を失うリスクが高い症状でもあります。
歯の噛み合わせは食事面や発音の問題だけでなく、歯にかかる荷重の分散にも大きく関わってきます。前歯の噛み合わせが悪いことで力の分散が上手く行なえていない場合、奥歯に過剰な負荷がかかることになります。
その過度な力が長期間かかり続けると、歯の劣化を早めることになるのです。
このケースの場合に歯は徐々に劣化していくため、治療が困難な状態になるまで気づかない方も多く、最終的には歯が割れてしまうなどして意図的に抜かなければならないことも少なくありません。

そうなる前に問題を把握して対策を行なっていくことが健康な歯を保つことに繋がります🦷

歯を守るためにも、開咬でお悩みの方は是非矯正治療をおすすめ致します🙂‍↕️