親知らずについて|アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科|知立市長篠町の歯医者

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親知らずについて

こんにちは!

アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です。

皆さん親知らずの抜歯と聞いて怖いと思う方も多いと思います( ;  ; )

今日は、難しい親知らずの抜歯についてお話ししたいと思います。

まず親知らずを放っておくとどうなるのか

・親知らずの痛みは早めの受診をしてください^_^

痛みが出ている場合は、一つ手前の奥歯も虫歯になっているケースが多々あります。

そうすると親知らずの抜歯処置だけでなく、虫歯の治療も必要になり、余計に手間も時間もかかってしまいます。

親知らずとは

・「親知らず」とは、一番後ろの歯です。(第三大臼歯、智歯とも言います)
親知らずは生えてくる場合と生えてこない場合(最初から無い場合)があるのですが、抜歯してしまった方が良いことが多いです。
しかし、親知らずを抜かないで残しておいた方が良い場合もあります。

親知らずを抜歯する理由

親知らずの生え方によっては歯磨きをきちんとすることが不可能な場合があり、そのような場合には将来的に虫歯や歯周病になってしまう可能性が非常に高く、最悪の場合は隣の健康な歯を巻き添えにしてしまうため、早めに抜歯しておくことが推奨されます。

また、親知らずが虫歯になってしまった場合、一番奥の歯なので治療器具が届きにくく、その後のメインテナンスも難しいので、治療をしたとしても高確率で再発します。

そのため、親知らずが虫歯になったら治療をせずに抜歯をするというケースが多くあります。

・親知らずを抜歯した方がいい理由

手前の歯と同じように生えてきているが、歯磨きが上手に出来ない場合。

中途半端に生えていて、歯の一部だけが見えている場合。

横向きに生えてきている場合。

骨の中に完全に埋まっているが、レントゲン写真上問題がある場合。

歯並びを悪くする恐れがある場合。

・親知らずを抜歯しなくてもいい理由

手前の歯と同じように生えてきていて、歯磨きも特に問題なくできる場合。

骨の中に完全に埋まっていて、レントゲン写真上問題が無い場合。

その他、特に悪影響を及ぼすことがないと判断された場合。

親知らずを抜かずに取っておくと、将来手前の歯が抜けてしまった場合にブリッジの土台や移植歯として使える可能性があります。

親知らずを抜かずに取っておくと、将来手前の歯が抜けてしまった場合にブリッジの土台や移植歯として使える可能性があります。

親知らずが歯ぐきの中に埋まっている状態です。
他の歯に影響を及ぼさなければ経過観察を続けましょう。

親知らずを抜歯する時期

親知らずを抜く場合には、出来るだけ早い方が良いです。20代・30代が良いでしょう。

その理由は以下の通りです。

虫歯や歯周病になって痛みが出てしまうと、麻酔が効きにくくなる場合があります。また、一度痛みや腫れが引いてからではないと抜けません。

若い時の方が、骨が軟らかい為抜きやすいので侵襲が少ないです。

・親知らず抜歯の手術手順

30分~1時間半程度で終わります。親知らずの状態により大きく異なります。簡単な場合には普通の歯を抜くのと同様にすぐ抜けますが、歯の大部分が骨の中に埋まっていたり、歯と骨が癒着してたり、歯の根の形が複雑だったりすると抜くのにもかなりの時間がかかります。穴がふさがるまでは3ヶ月ほどかかりますし、基本的に抜いた後の骨は多少凹凸になります。専門医の治療が必要な場合は紹介させて頂きます。

・後遺症リスク

親知らずを抜いた後のリスクについて話します。

・痛み:2,3日がピークで1週間程続く事があります。

・腫れ:2,3日がピークで1週間程続く事があります。

・マヒ:抜いた方の口角付近、口唇、舌の知覚性、運動性のマヒが出ます。
症例によっては、13ヶ月で治ります。長引くと治るまで何年もかかります。切ってしまうと一生治りません。

・皮膚のあざ:23日ぐらいたつとあざが浮かんでくる事があります。
青色になって黄色になって治っていきます。