こんにちは☀️
アピタ知立ファミリー歯科です🦷✨
「子供の指しゃぶりが直らない」「このまま指しゃぶりが直らなかったらどうしよう」と気になっている親御さんいらっしゃいませんか?
今回は子供の指しゃぶりについてお話していこうと思います!
🌟指しゃぶりとは?
指しゃぶりは胎児期からすでにはじまっています。口に触れたものをチュッチュッと吸う吸啜反射は、母乳を飲む行為を行うための重要な原始反射で、口と手の協調運動や食べる機能の発達にも関与します。
🌟指しゃぶりのきっかけは?
生後2~3か月ころから、たまたま遊んでいた手が口に入って指しゃぶりがはじまり感触を楽しみながら遊ぶことで癖になっていきます。
また、指しゃぶりの原因には心理的な側面もあると言われており、ストレスや不安から逃れ、安心感を得る行為の一つと考えられています。具体的には、新しい環境や未知の状況に直面したとき、安心感を求めておのずと指を口に運ぶ傾向があるといわれているのです。
🌟指しゃぶりが続くとどうなる?その影響は?
その指しゃぶりが年齢が上がっても続くと、開咬(奥歯は噛み合っていても前歯が噛み合わない)や上顎前突(上顎の前歯が前方に傾斜)といった歯列や咬合の異常が起こります。その結果、前歯で噛めない.食べ物を飲み込むとき舌が出る、口呼吸をするなどの歯や口の機能に影響が生じてきます。
🌟指しゃぶりは辞めさせた方がいい?
1~3歳では、発達期のものとして暖かく見守りましょう。
3〜5歳になると保育所、幼稚園への入園などをきっかけにやめられることがあります。辞める約束やタイミングをみてきっかけづくりを考えていきましょう。
指しゃぶりを忘れてしまうくらい外で遊んだり、何かに夢中になることで徐々に忘れていくこともあるので、無理をしない働きかけが大切です。
🌟指しゃぶりを辞めさせるためには?
5歳を過ぎると自然にはやめにくくなるので、積極的な働きかけが必要になります。
言葉での注意や約束、外での運動や遊び、寝付くまで本を読んだり、手を握るなどして、指しゃぶりができにくい状況を作っていきましょう。
また指しゃぶりは子供が安心感を得るための行動の1つです。
そのため子供に安心感を与えるために、スキンシップを多めに取ることが大切といえるでしょう。抱きしめたり、手をつないだりすることで、こどもは親から愛情や安心感を得られ、指しゃぶりの頻度を減らせる可能性があります。
🌟指しゃぶりは永久歯にも影響するの?
3歳くらいまでの指しゃぶりであれば永久歯の歯並びには影響しません。
4〜5歳くらいまでに指しゃぶりをやめると、歯並びが正常に戻る可能性があるので、永久歯の生え変わりまで持ち越さない方がいいでしょう。
アピタ知立ファミリー歯科は、お子様にも沢山通っていただいております。お子様のお口のことで少しでも気になることがありましたら、お気軽にご相談ください🎶