ホワイトスポットとアイコン治療について|アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科|知立市長篠町の歯医者

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ホワイトスポットとアイコン治療について

こんにちは🌞
アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷✨

今回は、ホワイトスポットとアイコン治療についてお伝えします😊

みなさんは自分自身の歯に白い斑点模様ができて気になったことはありませんか?
実はそれはホワイトスポットと呼ばれるものです🦷


ホワイトスポットとは》
歯の表面に時々見られる白い斑点(白いシミ)をホワイトスポットといいます。中には茶色のものもあります。
ホワイトスポットは虫歯等の今すぐ治療が必要な症状ではないため、治療せずに経過観察になることも多いです。


ホワイトスポットができる原因
ホワイトスポットができる原因は主に2つあります。
1つ目は初期虫歯によって脱灰が起こるケースと、2つ目はエナメル質形成不全という先天的または後天的にうまくエナメル質が作られないケースです。
歯は、表面からエナメル質、象牙質、セメント質、歯髄の順に構成されており、虫歯によるホワイトスポットは歯の表面のエナメル質が脱灰されることで起こります。

脱灰とは、口腔内の酸がエナメル質を溶かしエナメル質に含まれるリン酸カルシウムが溶け出してしまうことをいいます。
それとは逆の作用として唾液の働きによって酸を中和し、溶け出したリン酸カルシウムをエナメル質に補修するのが再石灰化です。
口腔内では、脱灰と再石灰化は日常的に繰り返され歯の健康を保っています。


ホワイトスポットのアイコン治療
ホワイトスポットの治療には『アイコン(Icon®) 』という治療方法があります。
アイコンは欧米で開発された特殊な薬剤です。
削らずにホワイトスポットを有効に治療できる方法が他にないため、ヨーロッパではかなり一般的で確立され世間に認知されている安全な治療法です。

アイコン治療のメリット
・歯を削らない
従来のホワイトスポット治療のように白い斑点の部分を削って詰める治療ではないので歯を削る必要がありません。

・早期改善が見込める
カルシウムを補う歯磨き粉でホワイトスポットの改善を期待する場合は長い時間がかかり、効果があまり出ない場合も多々あります。
アイコン治療はその場で薬剤をしみこませるため、早いと1回の治療でホワイトスポットの改善が見込めます。

・歯を強化する効果
エナメル質に液状のプラスチック樹脂を浸透させるので、エナメル質を強化する効果も期待できます。

アイコン治療のデメリット
・通常の虫歯には適応できない
アイコンは液状のプラスチック樹脂をエナメル質に浸透させる治療の為、実際に穴があいているような通常の虫歯には適応できません。

・ホワイトニングできない
アイコンは液状のプラスチック樹脂をエナメル質に浸透させるため、アイコン治療の後ではホワイトニングの薬剤が歯に浸透しなくなり、ホワイトニング効果もでません。

・効果には個人差がある
ホワイトスポットの大きさや深さ、状態によって個人差があります。
その為1回のアイコン治療ではホワイトスポットが改善しなかったり、治療後徐々に時間をかけて改善することもあります。


当院でもアイコン治療を行なっておりますので、ホワイトスポットでお悩みの方はお気軽にご相談ください☆