【間違ったお手入れしていませんか?】入れ歯の清掃用品の使い方について|アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科|知立市長篠町の歯医者

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【間違ったお手入れしていませんか?】入れ歯の清掃用品の使い方について


皆さん、こんにちは☀️

アピタ知立ファミリー歯科でございます🦷

今回は入れ歯に関するお手入れ方法と気をつけて頂きたいことについてご紹介です。
入れ歯を普段から使用している方はもちろん、ご家族に入れ歯を使用している方がいたらぜひ覚えておきたいお話です✨

🌟入れ歯をお手入れする際気をつけること

   入れ歯のレジン床(ピンク色)の部分は傷がつきやすく、誤った清掃法で入れ歯の表面を傷つけると、なんとその傷が原因で細菌が付着しやすくなります!
   ブラシで清掃する場合は強い力でこすると、入れ歯を傷つけたり.入れ歯を変形させる原因になります。また、歯磨剤(歯磨き粉)には研磨剤が含まれているので、歯磨剤を使って磨いてしまうと入れ歯を傷つけたり、摩耗により義歯の適合を悪くすることがあります⚠️
   入れ歯は噛むことによって微妙に動いて、お口の粘膜をこすって刺邀します。そのため粘膜に傷がつきやすく、入れ歯を不潔にしておくと粘膜に炎症を生じたり、義歯性口内炎を起こしたりします!
     義歯のレジン床(ピンク色の部分)は吸水性があり、汚れや細菌が付着しやすく、粘膜と義歯床との間に細菌が繁殖しやすいので、十分な義歯清掃が必要であり、入れ歯を傷つけないように清掃することが大切です💫
    入れ歯に傷がついて細菌が繁殖すると、義歯臭の発生や口臭の原因にもなります⚠️
    入れ歯は、ブラシだけでは完全に清掃することがむずかしいので、義歯洗浄剤(入れ歯洗浄剤)と併用して清掃することが望ましいです!

🌟義歯洗浄剤



   入れ歯の清掃法には、市販の義歯用ブラシを使う方法と義歯洗浄剤を使用する方法とがあります。
入れ歯の清掃は、義歯用ブラシだけでは完全な清掃ができないので、義歯洗浄剤を併用することが望ましいです✨日常使用するガラスコップなどは使用せず、専用のケースを使用することが望ましいですね。 
🟢使い方
    150~200mLの水またはお湯(40~50°C)に義歯洗浄剤を入れて入れ歯を浸漬します。入れ歯が変色、変形することがあるので熱湯(60°C以上)は使用しません⚠️
   普通の汚れの洗浄は5分程度、汚れがひどい場合(漂白、除菌)は一晩浸しておくと効果的です!汚れが落ちない場合は洗浄液を歯ブラシにつけて磨くといいです✨
   義歯洗浄剤使用後は、入れ歯に洗浄剤の成分が残らないように十分洗い流してください。義歯洗浄剤は1週間に1~3回の間隔で使用するとよいといわれているが、製品によって使用方法が異なるので使用説明書を確認してください🤲🏻

⚠️目に入った場合は流水で15分以上洗い、義歯洗浄剤を誤飲した場合には水や牛乳などの水分を多めに摂取してください。多量に誤飲してしまった場合には早急に医師にかかるようにお願い致します!

🌟義歯用ブラシ



🟢使い方
 毎食後、入れ歯を外して水を張った洗面器やタオルの上で流水下で清掃します。落下による破損に十分注意して、片手で入れ歯をしっかり保持し、ブラシを入れ歯の中央から端に向けて動かします。

クラスプ(銀色の金具)の部分は強く握ると変形するので注意します⚠️
粘膜面だけでなく、人工歯の部分も丁寧に清掃してください。クラスプの周囲には食物残査やプラークが付着しやすいので、毛先があたるサイズのブラシを用い注意して清掃します。ヌメリが落ちているか指の腹で確認し、残っている歯がある場合には普通の歯ブラシを用いて汚れを落としてください!

ご不明点あれば医院スタッフに気軽にお声かけください💫