こんにちは😃
アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷✨
歯列矯正は、時間をかけて少しずつ歯を動かしていく治療です。せっかく始めた矯正も、間違った習慣や行動をしてしまうと治療が長引いたり、思わぬトラブルを招いたりすることがあります。
今回は、矯正治療中にやってはいけないことを具体的に解説し、スムーズに治療を進めるためのポイントをご紹介します。
矯正治療中に避けるべき食べ物や飲み物
固い食べ物をかじる
氷やおせんべい、硬いパンなどはブラケットを外したりワイヤーを変形させる原因になります。矯正器具が壊れると治療がストップし、余分な時間と費用がかかる恐れがあります。
粘着性のある食べ物
キャラメルやガム、餅などは器具に絡まりやすく、外れやすさや清掃不良の原因となります。特に取りづらい汚れは虫歯や口臭にもつながります。
着色しやすい飲み物
コーヒーや紅茶、赤ワインなどは器具や歯の着色を引き起こすため、矯正中はできるだけ控えめにしましょう。飲んだ後は早めのうがいが効果的です。
口腔ケアを怠ること
歯磨きを適当に済ませる
矯正器具の周囲には食べかすが溜まりやすいため、いつも以上に丁寧なブラッシングが必要です。歯磨きを怠ると虫歯や歯周病が進行し、治療計画そのものに支障をきたす可能性があります。
デンタルフロスや歯間ブラシを使わない
歯と歯の間の清掃をしないとプラークが残りやすく、炎症や口臭の原因となります。矯正専用のフロスや歯間ブラシを取り入れましょう。
定期的なクリーニングをサボる
歯科医院でのチェックやクリーニングは、治療の進行を確認するうえで不可欠です。予約を守らないと治療がスムーズに進みません。
悪習慣を続けること
爪を噛む・頬杖をつく
無意識の癖も歯並びに影響します。力がかかる方向が偏ると、矯正で整えた歯が再びずれてしまう可能性があります。
舌で歯を押す
舌癖があると矯正の効果が出にくく、後戻りのリスクが高まります。必要に応じて舌のトレーニングを取り入れることもあります。
マウスピースを装着しない(マウスピース矯正の場合)
装着時間を守らないと治療が予定通りに進みません。つけ忘れや自己判断で外す習慣は厳禁です。
自己判断で器具を触ること
ワイヤーを勝手に外す・切る
痛みや違和感があっても、自分で器具を外すのは危険です。歯の移動に悪影響を与えるだけでなく、誤って飲み込むリスクもあります。
ゴムやマウスピースを使わない
歯科医から指示された補助器具を装着しないと、治療期間が大幅に延びることがあります。
不具合を放置する
器具が外れたりワイヤーが飛び出した場合は、すぐに歯科医院に相談しましょう。放置すると口内炎や歯列への悪影響を招きます。
矯正治療中にやってはいけないことに関するよくある質問
Q1. 矯正中でもどうしてもガムを噛みたいのですが?
ガムは器具に絡みやすいため基本的にNGです。どうしても口臭対策をしたい場合は、キシリトールタブレットなど代替品を利用しましょう。
Q2. 痛みが強いときは自己判断で休んでいいですか?
自己判断で装置を外すのは危険です。痛みが強い場合は必ず歯科医に相談し、調整や薬で対応しましょう。
Q3. 歯磨きを1日1回しかできません。大丈夫ですか?
矯正中は最低でも1日2回以上の歯磨きが推奨されます。清掃不良は虫歯や歯肉炎のリスクを高めるため注意しましょう。
まとめ|「やってはいけないこと」を知って快適な矯正ライフを
矯正治療は数年単位で取り組む長期的な治療です。食生活や口腔ケア、習慣の中で「やってはいけないこと」を避けるだけで、治療の進行や仕上がりに大きな違いが出ます。
もし器具の不具合や痛み、生活上の不安がある場合は、我慢せずに必ず歯科医へ相談してください。正しい知識と習慣で、スムーズかつ快適に矯正治療を進めていきましょう。