もしかしてストレスサイン? 歯ぎしり・ドライマウス・顎関節症の関係とセルフケアのヒント|アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科|知立市長篠町の歯医者

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もしかしてストレスサイン? 歯ぎしり・ドライマウス・顎関節症の関係とセルフケアのヒント



こんにちは😃

アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷✨

歯ぎしりや顎の痛み、口の乾き…それ、つながっているかも?

「最近、朝起きるとあごが疲れている」「口の中がカラカラに乾く」「食事のときにあごが痛む」──そんな症状に心当たりはありませんか?
実はこれらは歯ぎしり・ドライマウス・顎関節症と呼ばれるトラブルで、互いに深く関係していることがあります。
放っておくと、あごの関節だけでなく、全身の不調にもつながることがあるため、早めの対策が大切です。


歯ぎしりとは? 無意識に歯へ負担をかけるクセ

歯ぎしりは、睡眠中や集中時に無意識で歯を強くこすり合わせたり、噛みしめたりする習慣のことです。
強い力が長時間かかることで、歯のすり減りや欠け、あごの疲労などを引き起こします。

特に多いのが、ストレスや緊張が原因となるケースです。
日中の「食いしばり」も含め、無意識のうちにあごの筋肉を酷使している人が少なくありません。


ドライマウスは現代人に増えている

ドライマウス(口腔乾燥症)は、唾液の分泌が減って口の中が乾く状態のこと。
加齢や薬の副作用、ストレス、口呼吸などが原因とされています。

唾液が少なくなると、口の中の自浄作用が低下し、虫歯や口臭のリスクが上がります。
さらに、乾燥が進むとあごの動きがスムーズにいかなくなることもあり、顎関節症の悪化要因になることがあります。


顎関節症とは? あごの関節のトラブル

顎関節症は、あごを動かすと「カクッ」と音がしたり、痛みや開けづらさを感じる症状です。
主な原因は、噛み合わせのズレ、歯ぎしり・食いしばり、ストレスによる筋肉の緊張など。

一時的な違和感で済む場合もありますが、放置すると食事や会話がつらくなることも。
女性に多く見られ、20〜40代で発症するケースが多いのが特徴です。


歯ぎしり・ドライマウス・顎関節症はどう関係している?

これら3つのトラブルは連鎖的に影響し合うことがあります。

  • 歯ぎしりによる筋肉の緊張が、あご関節に負担をかけて顎関節症を引き起こす

  • ドライマウスによって唾液が減ると、筋肉がこわばりやすくなり、歯ぎしりが悪化する

  • 顎関節症の痛みがストレスになり、再び歯ぎしりを助長する

このように、悪循環に陥ることが多いのです。


今日からできるセルフケアのポイント

  1. ストレスをためない習慣を意識する
    深呼吸や軽いストレッチ、趣味の時間を持つなど、リラックスできる時間を確保しましょう。

  2. 正しい姿勢を意識する
    スマホやPC作業で前かがみになると、あごの位置がズレて負担がかかります。背筋を伸ばし、姿勢を整えることが大切です。

  3. 夜の歯ぎしり対策を行う
    マウスピース(ナイトガード)を使うことで、歯や関節へのダメージを減らすことができます。

  4. 口の乾きを防ぐ工夫をする
    水分をこまめに摂り、口呼吸ではなく鼻呼吸を意識。唾液腺マッサージも効果的です。


よくある質問

Q. 朝起きるとあごが痛いのは歯ぎしりのせい?
A. はい、その可能性が高いです。寝ている間に強い力で噛みしめていることがあります。

Q. ドライマウスを放っておくとどうなる?
A. 口臭や虫歯、歯周病のリスクが高まるほか、あごの不調につながることもあります。

Q. 顎関節症は自然に治る?
A. 軽度なら改善することもありますが、痛みや音が続く場合は早めに相談を。


まとめ|小さなサインを見逃さず、早めのケアを

歯ぎしり、ドライマウス、顎関節症は、どれも生活の中で起こりやすいトラブルです。
原因の多くはストレスや生活習慣の乱れにあるため、早めに気づいてケアすることが大切
毎日のセルフケアと定期的なチェックで、健康な口と快適な毎日を守りましょう。