どんな装置を使うの?矯正治療を始める前に知っておきたい装置の基本知識|アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科|知立市長篠町の歯医者

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どんな装置を使うの?矯正治療を始める前に知っておきたい装置の基本知識

こんにちは😃
アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷✨

 

矯正治療を検討するとき、多くの方がまず気になるのが「どんな矯正装置を使うのか」ということではないでしょうか。
矯正の方法には複数あり、見た目や装着感、治療期間、費用などがそれぞれ異なります。

 

自分に合った治療を選ぶためには、矯正装置の特徴を知っておくことが大切です。
今回は、代表的な矯正装置の種類やメリット・デメリットをわかりやすくまとめました。

 


1. ワイヤー矯正(ブラケット矯正)とは?

矯正装置の中で最も歴史が長く、多くの症例に対応できるのがワイヤー矯正です。

 

1-1. 金属ブラケット(メタルブラケット)

金属製のブラケットを歯に装着し、ワイヤーの力で歯を動かすタイプです。

 

メリット

  • 歯の移動が早い

  • 幅広い歯並びに対応

  • 価格が比較的リーズナブル

     

デメリット

  • 目立ちやすい

  • 装置の違和感が大きい

     

1-2. 審美ブラケット(クリア・セラミック)

透明または白いブラケットを使い、見た目の違和感を軽減したタイプです。

 

メリット

  • 金属より目立ちにくい

  • 装置の安定性が高い

     

デメリット

  • 金属より費用が高め

     


2. マウスピース矯正(アライナー矯正)とは?

透明のマウスピースを装着して歯を動かす方法で、近年人気が高まっています。

 

2-1. 特徴とメリット

  • 透明で目立ちにくい

  • カスタムメイドで装着感が良い

  • 取り外し可能で食事や歯磨きがしやすい

  • 金属アレルギーの心配がない

     

2-2. デメリット

  • 装着時間(1日20時間以上)が必要

  • 複雑な歯並びには適さないことも

  • 自己管理が必要

     

マウスピース矯正は、軽度〜中等度の歯並びで特に効果を発揮します。

 


3. 裏側矯正(舌側矯正)とは?

装置を歯の裏側につける方法で、外から装置が見えないのが特徴です。

 

3-1. メリット

  • 装置がまったく見えない

  • 発表会や接客業など、見た目を優先したい人に人気

     

3-2. デメリット

  • 発音がしにくい時期がある

  • 表側より費用が高い

  • 歯磨きが難しい

     

裏側矯正は審美性を優先したい方に適した方法です。

 


4. 部分矯正に使われる装置

歯並び全体ではなく、一部だけを動かす治療に使われる装置もあります。

 

4-1. ワイヤーによる部分矯正

前歯だけを整えたい場合に用いられ、治療期間が短めです。

 

4-2. マウスピースによる部分矯正

軽度のすき間やねじれに対応。
費用も抑えられることが多く、手軽に始めたい人に選ばれています。

 


5. 矯正装置選びで大切なポイント

矯正装置を決めるときは、見た目だけでなく機能面やライフスタイルとの相性を考えることが大切です。

 

5-1. 生活スタイルに合っているか

装置が目立たない方がよいのか、取り外しが必要か、仕事や学校生活に支障がないかなどを考えます。

 

5-2. 歯並びの状態との相性

複雑な歯並びはワイヤー矯正が適していることが多く、軽度ならマウスピースも可能です。

 

5-3. 自分が続けられる方法か

取り外し式は自己管理が重要。続けられる方法を選ぶことで治療効果が安定します。

 


まとめ:矯正装置を知ることは、納得して治療を受けるための第一歩

矯正治療には、ワイヤー、マウスピース、裏側矯正などさまざまな方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
「見た目を重視したい」「負担を減らしたい」「確実に治したい」など、希望に合わせて選ぶことで、より満足度の高い治療が可能です。

 

矯正治療を検討している方は、まずは装置の特徴を理解し、自分に合った方法を選ぶことから始めてみませんか?