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アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です♪



冬になると「歯が痛む」「しみるようになった」という声が増えることをご存じでしょうか。実は、冬は一年の中でも虫歯や歯のトラブルが起こりやすい季節といわれています。気温の低下や生活習慣の変化が口の中に影響し、虫歯が進行しやすい環境になってしまうためです。今回は、冬に虫歯が増える理由と、この季節に気をつけたいデンタルケアについてご紹介します。

◆ 冬に虫歯が増える理由

① 口の中が乾燥しやすい

冬は空気が乾燥し、暖房の使用で室内も乾きがちになります。すると口の中の唾液量が減り、虫歯を防ぐ力が低下してしまいます。唾液には、細菌を洗い流したり、歯を守る成分を補ったりする大切な役割があります。唾液が少なくなると、虫歯菌が活発になり、酸が歯を溶かしやすい状態になります。

② 温度差による歯のダメージ

寒い外から暖かい室内に入ったり、冷たい飲み物と温かい飲み物を交互に摂ったりすると、歯に急激な温度変化が起こります。これにより、歯の表面に細かいヒビが入りやすくなることがあります。そこから細菌が侵入すると虫歯が進行しやすくなり、知覚過敏のような「キーン」とした痛みが出ることも。

③ 年末年始の生活リズムの乱れ

クリスマスやお正月は、甘いものを食べる機会が増えます。さらに夜更かしや飲酒が増えることで、歯みがきが疎かになりやすい時期です。「気づいたら寝落ちしてしまった」という経験がある方も多いのではないでしょうか。生活リズムの乱れは、虫歯リスクを一気に高めてしまいます。

◆ 冬におすすめのデンタルケア

① こまめな水分補給で乾燥対策

のどが渇いていなくても、定期的にお水を飲むだけで口の中の乾燥を防げます。加湿器の使用やマスクの着用も、唾液の蒸発を防いでくれるのでおすすめです。

② 歯みがきは寝る前を丁寧に

1日の中で最も虫歯ができやすいのが「就寝中」です。寝る前だけでも、フロスや歯間ブラシを使って丁寧にケアしましょう。ブラッシング後にフッ素入りの歯みがき粉を少量歯に残すと、歯の再石灰化を助けてくれます。

③ 温度差に注意する

冷たいものばかり飲んだり、熱い飲み物を一気に口に含んだりすることは避けましょう。知覚過敏がある方は、温度差がより刺激になりやすいので注意が必要です。

④ 定期検診で早期発見・早期治療

虫歯は痛みが出る頃には進行していることが多い病気です。冬は特にトラブルが増える季節なので、このタイミングでの検診はとても効果的です。小さな虫歯であれば処置も最小限で済みます。

◆ まとめ

冬は乾燥・温度差・生活リズムの変化など、虫歯を進行させる要素が重なりやすい季節です。少し意識するだけで、虫歯のリスクはぐっと下がります。寒い時期こそ、日々のケアと定期的なチェックで大切な歯を守っていきましょう。