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みなさんこんにちは🙂‍↕️
アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です

本日は歯の黄ばみについてお話します🦷

歯の黄ばみの原因とは?
白く保つために知っておきたいポイント

鏡を見たときに「昔より歯が黄色くなった気がする」「しっかり歯磨きしているのに白くならない」と感じたことはありませんか?
歯の黄ばみは多くの方が悩むお口のトラブルのひとつです。しかし、歯が黄ばむ原因は一つではなく、生活習慣や体質、加齢などさまざまな要因が関係しています。今回は、歯の黄ばみが起こる主な原因と、その対策について詳しくご紹介します。

◆歯の黄ばみの正体

歯は表面の「エナメル質」と、その内側の「象牙質」という層でできています。エナメル質は半透明で白く見えますが、その内側にある象牙質はもともと黄色みを帯びています。エナメル質が薄くなると、内側の象牙質の色が透けて見え、歯が黄色く見えるようになります。

◆歯の黄ばみの主な原因

歯の黄ばみは大きく分けて「外因性」「内因性」「加齢によるもの」の3つに分類されます。

1. 食べ物・飲み物による着色(外因性)

コーヒー、紅茶、緑茶、赤ワイン、カレー、チョコレートなど、色の濃い飲食物には「ステイン」と呼ばれる色素が含まれています。これらが歯の表面に付着すると、徐々に黄ばみや着色汚れとなって蓄積されていきます。また、喫煙も歯の黄ばみの大きな原因で、タバコのヤニは非常に強い着色力があります。

2. 歯磨き不足・磨き残し

毎日歯磨きをしていても、磨き方が不十分だと歯垢や着色汚れが残ってしまいます。特に歯と歯の間、歯の根元、奥歯は汚れが溜まりやすい場所です。これらの汚れが時間とともに固まり、黄ばみとして目立つようになります。

3. 加齢による変化

年齢を重ねると、エナメル質が少しずつすり減って薄くなり、内側の象牙質の黄色が目立つようになります。また、象牙質自体も加齢とともに色が濃くなるため、若い頃と同じケアをしていても歯が黄ばんで見えることがあります。

4. 歯の神経の影響

強い衝撃や虫歯の進行によって歯の神経が弱ったり、神経を取る治療をした歯は、時間の経過とともに変色することがあります。この場合、表面の汚れを落としても白く戻すことは難しく、専門的な治療が必要になります。

5. 薬や体質による黄ばみ(内因性)

子どもの頃に服用した抗生物質(テトラサイクリン系薬剤)の影響で、歯が黄色や灰色に変色することがあります。また、もともとの歯の色や体質によって黄ばみやすい方もいます。

◆歯の黄ばみを防ぐための対策

歯の黄ばみを防ぐには、日常のケアがとても重要です。

  • 着色しやすい飲食物を摂った後は、できるだけ早めにうがいや歯磨きをする
  • 正しい歯磨きとフロス・歯間ブラシを併用する
  • 定期的に歯科医院でクリーニングを受ける
  • 禁煙を心がける

セルフケアだけで落ちない黄ばみには、歯科医院で行うホワイトニングが効果的な場合もあります。

 

歯の黄ばみは、生活習慣や加齢、体質などさまざまな原因が重なって起こります。「歯磨きしているのに白くならない」と感じる場合でも、原因を正しく知ることで適切な対策が可能です。歯の色が気になる方は、自己判断せず、ぜひ一度歯科医院で相談してみてください。あなたに合った方法で、健康的で明るい笑顔を目指しましょう。