こんにちは😊
アピタ知立ファミリー歯科・矯正歯科です🦷
みなさん、インプラントとブリッジの違いをご存知でしょうか?
本日はインプラントとブリッジの違いを分かりやすく説明します
虫歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまった場合、「インプラント」と「ブリッジ」は代表的な治療法としてよく知られています。
しかし、それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが適しているかはお口の状態や生活習慣によって異なります。今回は、インプラントとブリッジの違いについて、分かりやすく詳しく解説します。
◆インプラントとは?
インプラント治療は、失った歯の根の代わりとして、あごの骨に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。天然歯に近い見た目と噛み心地が特徴で、近年多くの方に選ばれています。
インプラントのメリット
- 周囲の歯を削る必要がない
- 噛む力が強く、天然歯に近い
- 見た目が自然で違和感が少ない
- あごの骨が痩せるのを防ぎやすい
インプラントのデメリット
- 外科手術が必要
- 治療期間が比較的長い
- 自費診療になるため費用が高め
- 全身疾患や骨の量によっては適応できない場合がある
◆ブリッジとは?
ブリッジ治療は、失った歯の両隣の歯を支えにして、橋をかけるように人工歯を固定する治療法です。保険適用になるケースもあり、比較的短期間で治療が完了する点が特徴です。
ブリッジのメリット
- 外科手術が不要
- 治療期間が短い
- 保険診療が可能な場合がある
- 違和感が少なく、固定式で安定している
ブリッジのデメリット
- 健康な歯を削る必要がある
- 支えとなる歯に負担がかかる
- 清掃が難しく、虫歯や歯周病のリスクが高まる
- 支えの歯が悪くなると再治療が必要
◆インプラントとブリッジの違いを比較
インプラントとブリッジの最大の違いは、周囲の歯への影響です。インプラントは単独で機能するため、隣の歯を削らずに済みます。一方ブリッジは、健康な歯を削って支えにするため、長期的に見ると支台歯の寿命に影響する可能性があります。
また、噛む力の伝わり方も異なります。インプラントは骨に直接固定されるため、力がしっかり伝わりやすいのに対し、ブリッジは支えとなる歯に負担が集中します。
◆どちらが向いている?
インプラントが向いている方は、
- 周囲の歯をできるだけ守りたい
- 見た目や噛み心地を重視したい
- 長期的な安定性を求めたい
ブリッジが向いている方は、
- 手術に抵抗がある
- 治療期間を短くしたい
- 費用を抑えたい
- すでに両隣の歯を削る必要がある
といった傾向があります。
◆治療後のメンテナンスの重要性
どちらの治療法を選んだ場合でも、定期的なメンテナンスは欠かせません。インプラントではインプラント周囲炎、ブリッジでは支台歯の虫歯や歯周病に注意が必要です。歯科医院での定期検診と、毎日のセルフケアが治療の寿命を大きく左右します。
◆まとめ
インプラントとブリッジは、どちらも失った歯を補う有効な治療法ですが、それぞれ特徴や注意点が異なります。大切なのは「どちらが良いか」ではなく、「ご自身のお口の状態やライフスタイルに合っているか」です。治療に迷った際は、ぜひ歯科医院で相談し、納得のいく治療法を選びましょう。