「朝起きると顎がだるい」「歯がしみる」「家族に歯ぎしりを指摘された」などの症状はありませんか?これらは歯ぎしりや食いしばりが原因となっている可能性があります。歯ぎしり・食いしばりは無意識に行われることが多く、自覚がないまま歯や顎に大きな負担をかけてしまうことがあります。
歯ぎしりや食いしばりの主な原因として考えられているのが、ストレスや緊張です。日常生活や仕事による精神的な負担がかかることで、就寝中や集中している時に無意識に歯を強く噛みしめてしまいます。また、噛み合わせの乱れや歯並び、姿勢の悪さ、生活習慣なども関係しているといわれています。
歯ぎしりや食いしばりが続くと、歯がすり減るだけでなく、知覚過敏、詰め物や被せ物の破損、歯周病の悪化、顎関節症など様々なトラブルにつながる可能性があります。さらに、肩こりや頭痛の原因になることもあるため、早めの対策が大切です。
対策として歯科医院で行われる代表的な方法が「ナイトガード(マウスピース)」の使用です。就寝時に装着することで歯や顎への負担を軽減し、歯の摩耗や破折を防ぐ役割があります。患者様一人ひとりの歯型に合わせて作製するため、違和感が少なく安心して使用することができます。
近年では、歯ぎしりや食いしばりに対する新しい選択肢として「ボトックス治療」も注目されています。これは、咬筋と呼ばれる噛むための筋肉にボツリヌス製剤を注射することで、筋肉の過度な緊張を和らげる治療法です。筋肉の力を適度に弱めることで、歯や顎への負担を軽減し、歯ぎしりや食いしばりの症状改善が期待できます。また、副次的な効果として、エラの張りが和らぎ、フェイスラインがすっきり見える場合もあります。
ただし、症状や生活習慣によって適した治療法は異なります。そのため、検査やカウンセリングを行い、患者様一人ひとりに合わせた治療方法を選択することが重要です。
また、日常生活の中でのセルフケアも大切です。気づいた時に上下の歯を離してリラックスすることや、姿勢を整えること、就寝前にストレッチや入浴などで身体の緊張をほぐすことも予防につながります。
歯ぎしりや食いしばりは放置すると症状が進行する可能性があります。気になる症状がある方は、早めの受診をおすすめします。当院では症状の確認や噛み合わせのチェックを行い、患者様に合った対策をご提案しております。いつでもお気軽にご相談ください😁✨