こんにちは🌞

お子さんの虫歯予防の選択肢として「シーラント」があります。
しかし、「シーラント」と言われても多くの人がどんなものかご存じないかと思われます。

シーラントは奥歯の溝を埋める予防法

シーラントは生えて間もない6歳臼歯や乳歯の奥歯の溝をプラスチック樹脂で埋めて、汚れ類が挟まらないようにする予防法です。

歯磨きの際に奥歯はどうしても歯ブラシが届きにくく虫歯になりやすい箇所です。
なので、溝を埋めてしまい汚れが付着しにくい状態にすることで虫歯を予防する効果があります。

シーラントの治療方法

①歯の清掃
まずはキレイに歯を清掃します。汚れが残ったままプラスチック樹脂を流し込んでしまうと、その汚れが虫歯の原因となってしまうこともあります。
そのため、シーラントをおこなう歯は治療前に必ず清掃をおこないます。

②薬（接着目的）をつける
プラスチック樹脂をただ流し込むだけではしっかりと固定できません。
歯の溝にしっかりとシーラント剤が接着するように、専用の薬品をつけていきます。

③シーラント剤を流し込んで固める
シーラント剤を歯の溝に流し込んで、光を当てることで固めます。
固め終わった後に噛み合わせのチェックを行い問題がなければ終了です。

治療後は歯の凸凹していた部分がつるつるで違和感があるかもしれませんが、汚れが付きにくく、さらについた汚れも落としやすくなっています。

いかがだったでしょうか？
シーラントをしたからといって必ずしも虫歯にならないということではありません。
シーラントをした後も毎日の歯磨きはとても大切なのでしっかりと行っていくようにしましょう！